起翔は「
第69章」、承翔は「
第70章」の読了推奨。
【碧桃の下】へきとうのした
意味/妻になる女性と出会うこと。
出典/『飛史』 翔集英・伝 及び『飛通観』 太傅
古くは、賢君で名高い文帝の御代に成立した言葉。文帝、明帝の二代に渡り仕えた太傅の故事による。
碧桃 作 翔伯俊
碧桃下佳人 碧桃の下に佳人あり
満薄紅之花 薄紅の花が満ちる
陽之光燦然 陽光は燦然とす
天久即地永 天に久しく 地に永く
鳥永久歌歌 鳥 永久の歌を歌う
【口語訳】
碧桃の下で美しい女性に出会った。薄紅の花が満開で、陽の光が燦然と輝いている。天も地も永遠に不変なように。鳥が喜びの歌を歌っている。
【原稿用紙 76枚程度】